淡路島の季節と甘さを感じる「島のプリン」
「絶景レストランうずの丘」の「島のぷりん」シリーズは、食材選びから始まり試作を何度も何度も繰り返して完成させる逸品です。旬の淡路島産食材をふんだんに使用。個性豊かでちょっと贅沢な島の甘いご褒美として毎回好評をいただいております。
廃棄されていた「魅力」を活かす
そんな「島のぷりん」シリーズに、「島の白プリン ふくカフェ焙煎コーヒー」と「島の白プリン都美人吟醸粕」が加わりました。実はこちらのぷりんには、これまでほとんどが廃棄されていた食材「卵白」を使用して作られています。
この商品は、廃棄されていく卵白を「もったいない、どうにかしたい」と森料理長が考案しました。
「当店では卵白を錦糸卵などで使用していますが、ほとんどが廃棄されていました。淡路島の自然でのびのびと育った「放し飼い卵」の卵白なので品質は間違いありません。これをどうにかメイン食材として美味しい料理に活用できないかと「島の白プリン」を開発しました。とろけるような食感がこのぷりんの魅力です」
島の白ぷりん ふくカフェ焙煎コーヒー(コーヒーシロップ付き)
「お子様でも楽しんでいただけるやさしい甘さのコーヒーぷりんです。お好みでコーヒーシロップをかけていただければ、コーヒー感がグッと増した大人っぽい味も楽しんでいただけます」とおすすめしてくれたのは内海副料理長。
まっ白なのにコーヒーの味がする不思議なぷりんは、南あわじ市ヤマイチさんの放し飼い卵の卵白×淡路島牛乳×ふくカフェ焙煎珈琲を使用。上品なコーヒーの香りととろけるような、ふるふるとした食感がクセになるおいしさです。
島の白ぷりん 都美人吟醸粕(島はちみつ付き)
南あわじ市の酒蔵「都美人酒造」の希少な吟醸酒粕と同卵白をつかった生地を合わせたまろやかで後味のよい真っ白いぷりん。口当たりの良い優しい甘さのぷりん生地が、付属の島はちみつととても良く合い、酒粕の風味を引き立てます。
※調理過程でアルコールは飛ばしていますがお酒の匂いが苦手な方はご遠慮ください。
みんなで考えて作る、そして価値を高めていきたい
現在「絶景レストランうずの丘」では、「島の白ぷりん」をはじめとしたフードロスや環境に配慮した商品開発や取り組みなどを武田統括店長が中心となって思考錯誤しています。
「廃棄されていた食材を活かすだけでなく、ストローをアルミ製するなど環境に配慮したツールを取り入れていきたいと考えています。これからもスタッフ全員で考え、コストやオペレーションなどの課題をひとつひとつ解決して導入していきたいですね」。
最後に森料理長は「今後も食べられるのに廃棄されている食材を減らしていきたいです。メイン食材として新しい商品にすることで、こういった食材の価値を上げていきたいですね」と話してくれました。
廃棄されていた食材を使い、新しいメニューを開発していくのはぷりんのように甘くはないと3人は熟知している。
食材が豊富な島だからこそ余すところなく大切にしていきたい、そんな想いがこめられているスイーツが「島の白ぷりん」です。
さいごに
「絶景レストラン うずの丘」では、これからも淡路島産食材を使用したおいしさとユーモアがあふれるメニューをスタッフ一同で考案していきます。皆様のご来館を心よりお待ちしております!