3月9日(土)の産経新聞に「島のたこのタタキ茶飯」が紹介されました!

淡路島のタコ 多彩に堪能

3月9日(土)の産経新聞に「島のたこのタタキ茶飯」が紹介されました!

淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋が眼下に見える。鳴門海峡を望む山の上に建つ観光施設「うずの丘 大鳴門橋記念館」(南あわじ市福良丙)。その中に「絶景レストラン うずの丘」はある。施設と店舗は橋の開通と同じ昭和60年の開業という店で昨秋、人気の新メニューが誕生した。淡路島産タコを使った「島のたこのタタキ茶飯」。SNSで動画を公開したところ、関連分も含め再生回数は約1400 万回に上った。この料理目当てで訪れる人も現れるなど、新しい名産品として成長を続けている。 皿の上に鎮座するのは、あぶった新鮮なタコ。淡路島産でまるまる1本を使っている。まずはハサミを使って食べやすいサイズにカット。タコといえば、硬い印象もあるが微塵も感じさせない。同時に多彩な味を楽しめるのが魅力だ。準備された淡路島産レモンとワサビは、さわやかな酸味と一緒にツンとくる辛さが素材の味を引き立てる。島産醤油を使った特製タレも味わい深い。最後はアツアツのダシで茶漬けにしてしめる。「現在使っている食材で淡路島 の新名産品を―という観点で考えました」と生みの親で、料理長の森一仁さん(45)。「タコにジャバラ形の切れ込みを入れてあぶることで軟らかく、見た目でも食感をそそるように仕上げました」と解説する。SNSを駆使した広報活動も人気を後押ししている。実食動画を店が公式インスタグラムに投稿したところ人気は沸騰。昨年11月には月間1千食を超え、人気1位に躍り出た。より大型のタコを使った「でっかい!島のたこのタタキ 茶飯」などと合わせて動画の再生回数は累計で約1400万回。そんな逸品を求めて訪れる人も現れるようになり、「めっちゃ大きい」「色々な食べ方があってうれしい」などの声が寄せられているという。記念館は今、平日でも観光客らでにぎわうが15年ほど前は「150台は止められる駐車場が、ガラガラという日もありました」と運営会社「うずのくに南あわじ」専務の宮地勇次さん(38)は話す。開業以来続いた団体客頼りの体質が影響していた。打開のため同社は「個人客を呼ぶため、島の特産品を より前面に押し出して質の高い料理を」との考えを打ち出す。方針転 換は奏功し、成長を続ける中で今、 タタキ茶飯が人気のブースターとしての役割を果たしている。森さんは「ここまで人気が出るとは驚きですが、これに続くヒット商品を考えていきたい」と語る。さらなる飛躍を目指し、挑戦は続く。

編集スタッフの皆様へ
この度は素敵な誌面でご紹介いただき、ありがとうございました!